ブランドコンセプト

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当店のコンセプト

東京・神楽坂に店舗を構える「サルトリアロッソ」では、あなただけの高品質なオーダースーツをお仕立てしています。当店のブランドコンセプトのご案内です。

オーダースーツを作ることは、自分だけの“本物”を見つけること。

仕立て屋の本当の仕事とはなにか――それは、私たちにとって永遠のテーマかもしれせん。ただ、まだまだ道半ばにいる私たちにもひとつだけ確実に言えることがあります。それは、「単に服を作ることが仕事ではない」ということです。

お客様の身体を正確に採寸し、お好みのデザイン通り・サイズ通りに仕上げる。――誤解を恐れずに言うならば、これは技術さえあれば誰にでもできる“作業”です。しかし、本当に大切にすべきことは、技術のさらに先、つまり“作業”とはまったく別のところにあると考えています。

それは、一人ひとりの「お客様に寄り添う」こと。言い換えれば、お客様のことを誰よりも理解しようと努めることです。

少し大げさに言えば、仕立て屋とは、人生という舞台に立つお客様の舞台衣装を手がける仕事。その方がどのような人となりであるか、あるいは、どのような職業でどのような方と触れ合い、どのように振る舞うのか。それをイメージして、最良のものをご提供することは、お客様と直接触れ合ったテーラーの感性だけが成し得ること。

仕立て屋の誇りを「着心地」に込めて、あなただけの最高の1着をお約束します。

サルトリアロッソのスーツ作り

「最良の一着」のために――サルトリアロッソは、スーツの「作り」にこだわります。

芯地・芯据え

スーツの表地と裏地の間に入り型崩れを防ぐ役割を果たしている素材を「芯地」と言います。この芯地には、大きく分けて、適度なやわらかさと型持ちのよさを両立する「毛芯縫製」と、大量生産に向く「接着縫製」とがあります。私たちは、毛が長く張りの出る「馬の尻尾(バス)」を素材に、一層の美しさと肩の立体感を際立たせる、四重構造(台芯+肩バス芯+胸増芯+フェルト)の毛芯を使用しています。

さらに、この毛芯縫製の際に行う、毛芯と前身頃(胴体の前部を覆う部分)を一枚の布のように止めていく工程「芯据え」を重視します。なぜなら、芯据えこそ服の良し悪し、着心地を決める縫製上の生命線だからです。

芯の大きさ、ウエストラインの位置、増し芯の位置、クセ取りの位置が服に合っているかを見極め、生地それぞれの特性を考慮しながら芯据えを行うことで、平らな生地を立体的に丸く形成し、胸部の膨らみを表現していきます。

見えない箇所のクセ取り

人間の身体は、胸の膨らみや腰のくびれ、前肩付け、背肩の張り、腕の凹凸、尻の膨らみなど、複雑な曲線がいくつも合わさってひとつの体型を形成しており、さらにその複雑な体型は一人ひとりが異なります。身体にぴたりと合うスーツの美しい外観とフォルムを形成するためには、身体の丸みのポイントに合わせて生地に理想的な立体感を生み出す「クセ取り」と言われるアイロン処理が必要不可欠です。

このクセ取りによって、スーツの着心地は大きく変わってきます。目に見えない箇所に時間と手間をかけたスーツは、着心地のよさと着用時のフォルムの美しさが段違いです。

裏地たっぷり

洋服先進国のスーツ作りには「表はスッキリ、裏はたっぷり」という格言があります。はるか昔から縫製職人は、いかに裏地にゆとりを持たせるかを念頭に置いてきました。つまり、シワだらけに見える裏地にするには、大切な理由があるのです。

1つ目の理由は、「動きやすさからくる着心地のよさ」のためです。背、脇、裾に施したキセと言われる裏地のダーツがアクションプリーツの役割を果たし、着用時の動きやすさを実現します。

2つ目の理由は「表のスッキリ感」のためです。伸縮する毛織物の特性を考慮し、裏地には伸縮しない素材をたっぷり用いることで、表地のつなぎ目などの伸縮を防いでいます。

このように、裏地をたっぷり使うことで「動きやすく、着心地のよいスーツ」が仕上がるのです。

オーダー方法・料金・納期などお問い合わせはこちらより承ります。